
Nord Electro 3は、オリジナルElectroシリーズより、新しくなったオルガン・セクション、ピアノ・セクション、エフェクト・セクションに加え、Nordピアノ/サンプル・ライブラリーから自由にサンプルを追加できる新機能を搭載。非常に高いサウンド・クオリティを誇り、新たなスタンダードとなるパフォーマンス・キーボードの登場です。
Nord Electro 3には標準で厳選されたピアノ・サウンドが多数内蔵されています。3種類のアコースティック・グランド(2種類のYamaha C7とSteinway Dモデル)、2種類のエレクトリック・グランド、1種類のアップライト、エレクトリック・ピアノは、マニア垂涎のMk I、Suitcase Mk I、Mk II、Mk V、Wurlitzer A200、さらに、Clavinet D6、ハープシコードまでも用意しました。さらにNordピアノ・ライブラリーには膨大な数のサンプルがアップされており、ユーザー自身で、これらのピアノ・サウンドを入れ替えることができます。グランド・ピアノのXLバージョンが多数あり、ベロシティ・レイヤーやペダルを踏んだ時の音のサンプルなどが追加されたものなどが用意されています。
ピアノ・サウンドだけにととまらず、Electro 3にさらにバリエーションを加えるための豊富なサンプルをNordウェブサイトのNordサンプル・ライブラリーにも用意しています。昔懐かしいMellotronサウンド、厳選されたストリングス、チェレスタ、ビブラフォンなどの音色が自由にダウンロードできます。
フリーのNordサンプル・エディターを使えば、Electro 3に様々な音色を追加することができます。サンプル・エディターはWavファイルフォーマットのオーディオ・ファイルが利用可能で、ユーザー自身で望む最高のサウンドを得るための素晴らしい手段を提供してくれるでしょう。鍵盤全体にわたって複数のサンプルをマッピングしたり、ループ・ファイルを作成したりするのは容易ではありませんでした。Nord Electro 3が手元になくても、今すぐにコンピューターでご自分のサンプルをエディットすることができます。Nord サンプル・エディターは、Windows XP、Vista、そしてMac OSXで使用できます。
ハモンドB3のうなるようなサウンドや独特のニュアンスをデジタル機器で再現するのは非常に難しいことです。我々は数年にわたる研究により、完全なデジタル・モデリングに成功し、Electro 3には、最高のエミュレーションを搭載することができました。細部にわたる再現性は驚異的で、Electro 3は、4つの選択可能なトーンホイール・モードにより、クリーン・サウンドからパーツ類の経年劣化による歪んだサウンドのセッティングも可能です。また、鍵盤を弾かない時でも、独特のバックグラウンド・サウンドが鳴るようなマニアックなモードも用意しました。
ハモンドB3の素晴らしい各機能を我々は徹底的に調べ上げました。そしてElectro 3では限界に近いほど忠実に再現しています。それは、多列接点によるキー・クリック、キーボード全体を強力にグリッサンドさせた時のエネルギー干渉による穏やかなコンプレッションなどがあります。これらのある意味「正しい」レスポンスのために、オルガン・サウンドの最高音の鍵盤の範囲をトリガーするオプションを用意しました、そしてそのレスポンスは元となったオルガンと同じくらいの速さです。また、我々はオリジナルのオルガンにない機能を加える衝動を抑えることができませんでした。例えば、オリジナルのオルガンではパーカッション機能がオンになっている時に、9番目のドローバーが使えないのですが、我々はそれを使えるようなオプションを加えたのです。
FarfisaとVoxのオルガンもB3と同じように印象的なサウンドです。12トップ・オシレーターのフリケンシー・ディバイダーから作られるその強力なサウンドは、オリジナルのモデルとまったく同じ独特のレスポンスと操作感を獲得しています。トランジスタ・オルガンの原型とも言われるFarfisa Compact Deluxeは、マトリックスによるルーティングと複雑なフィルターのコンビネーションにより、思い通りに極上でパンチの効いたサウンドを作り出すことができます。
Vox Continentalの非理性的なデザインから発する、ちょっとこもったサウンドは、実に個性的な特徴を持っています。これらトランジス・タオルガンは、他にはない独特の個性があります。Voxオルガン・サウンドをプレイする時には、Electro 3のスピーカーシ・ミュレーションに通したり、ディストーションを加えたり、イコライザーで調整してみてください。
オルガン・スプリット・モードを使うと、ユーザーが定義できるキーボードの分割点を境に、2種類の異なるオルガンサウンドをセッティングすることができます。
別途MIDIキーボードをElectro 3に接続して、オルガン・スプリット機能を使うと、本物の2段のオルガンのようなセットアップが可能です。
Nord Electro 3は、5つの異なるアルゴリズムで、ゴージャスなサウンド・クオリティのリバーブを含む、高音質の厳選されたエフェクトが装備されています。トレモロ、パンニング、ワウワウ、フェイザー、フランジャー、そしてコーラスなどのエフェクト、そしてリング・モジュレーターも装備しています。
様々なタイプの歪みを加えることができる3つのアンプ・シミュレーターや、クランチから激しい歪みを作り出すことができるディストーションも用意しました。ミッドレンジがスイープ可能な3バンド・イコライザー、そしてコンプレッサーにより、マスターアウト部におけるトータル的なサウンド・メイキングが可能です。
Nord搭載のロータリー・スピーカー・エミュレーターは、その卓越した音質で数々の受賞歴を持つNord C1コンボ・オルガンより始まりました。このエミュレーターは、本物のロータリー・スピーカーが部屋の中で発する広がりの音響的バリエーションを再現し、その空気の動きさえ体感できます。
Electro 3のロータリーには、ロータリー・ストップ・モードという新しい機能が追加されています。この機能は、ユーザー自身で回転を速く、あるいは停止させる切り替えができ、さらにまた回転を戻すという動作が可能で、操作自体は、パネルとロータリー・ペダル・インプットにフット・ペダルを接続すれば、足元でも行えます。これは初期のロータリー・スピーカーが回転の種類が1つしかなかった頃の動きを再現する重要な機能です。
オリジナルのロータリー・スピーカーにこだわる人々にとって、このようなトレブルとベースのローターの速度や、アクセル(ロータリー・スピーカー独特の一定の回転数になるまでの)時間を思いのまま操作できることに満足するはずです。
これらのオプションは、本体パネルの右側にMIDI、そしてサウンド機能のメニューなどと一緒に表記されているので、マニュアルが手元になくても瞬時のうちに機能を把握できます。
Nordサウンド・マネージャーは、本体へピアノ・サンプル等を簡単にロードでき、メモリーへバックアップできるアプリケーション・ソフトです。ドラッグ&ドロップにより、操作自体も非常にシンプルで簡単。このソフトは、ウェブサイトよりフリーでダウンロードでき、Windows XP/Vista、Mac OS Xに対応します。
Nordサンプル・ライブラリーから様々なサウンド・サンプルを自由に使用することができます。また、フリーソフトのNordサンプル・エディターを使えば、ユーザー自身でサンプルの作成や編集が行えます。
軽量コンパクトながら過酷なツアーにも十分耐えうる耐久性も獲得。オプションのギグ・バッグを使えば、片手で十分に持ち運ぶことができます。61鍵モデルは7.6kg、73鍵モデルでも9.1kgという軽さです。
Nordピアノ・ライブラリーには新しいサンプルが定期的に追加されています。Electro 3ユーザーであれば、誰でも自由に利用することができます。
Nord Electro 3のフラッシュ・メモリーは、ピアノとサンプルも含めて256MBの大容量です。うち68MBはサンプル用となります。また、全部で128プログラムまで保存できます。
伝説の名機メロトロンのサンプルを多数アップしたMellotronライブラリーも用意しました。これらのサンプルは自由にダウンロードでき、Nordサウンド・マネージャーを介して、ドラッグ&ドロップで簡単に本体へロードすることが可能です。
格調高いパンニングやコーラス、リアルでパンチの効いたアンプ/スピーカー・シミュレーションやリング・モジュレーター等、様々なエフェクトを内蔵しています。例えば、巨大なグランド・ピアノにワウ・ペダルを通して、さらにロータリー・スピーカーに思いっきりディストーションをかける・・といったことも可能なのです。
MP3/CDプレーヤーをライン入力に接続すれば、手軽に練習やジャム・セッションを楽しむことができます。ライン入力に接続された信号は、ヘッドホン・アウトのみの出力となります。