Nord Stage EX

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アコースティック・グランド・ピアノ、クラシック・オルガン、エレクトリック・ピアノ、Clavinet、シンセサイザー、そしてエフェクトを多数内蔵。Nordサウンド・テクノロジーを結集したオール・イン・ワン・ステージ・キーボード、それがNord Stage EX。


Nord Stage EXの新機能

Stage EXは、Nord Stageの直系ですが、大幅なハードウェアの改変と外観のデザインが変更になりました。

新しい機能は以下の通りです。

  • ピアノ・サンプルのために大幅にメモリーを増強。Nord Stageでは128MBでしたが、EXでは256MBと2倍の容量になりました。
  • フロント・パネルのカラーを一新しました。
  • Stage EX 88とStage EX 76は、リア・パネルにある端子の位置や機能の文字をフロント・パネル上部に表示しています(Nord Stage Compact EXには空きスペースがないため、これらの表示はパネル上にはありません)。
  • 増加されたメモリーにより、ユーザーはこれまで以上に多くのピアノ・サウンドをNordピアノ・ライブラリーから追加することができます。これにより、あらゆるパフォーマンスに合わせたサウンド・セレクトが可能になります。

Stage EXのユーザー・インターフェイスは次の基本的な概念によって設計されています。まず、すべての演奏に必要な機能はフロント・パネルに集約しました。アクセスしやすく、1つのボタンを押すのにパネルの端から端まで移動せずに済みます。我々はユーザーのためにテクノロジーをいかに解りやすくすべきかを熟知しています。Nord Stage EXを演奏する時にはパフォーマンスに集中すれば良いのです。つまり、テクノロジーと格闘する必要はないのです。

特許であるClavia独自のピッチ・スティックとモジュレーション・ホイールは、新たな音楽表現を可能にしてくれるでしょう。

最高級のウェイテッド・ハンマー・アクション鍵盤は、プレーヤーの繊細な指先のタッチも意のままに演奏することができるはずです。

さらに操作したいサウンドやエフェクトのパラメーターを1つのフィジカル・コントローラーに割り当てることができ、効率的に音作りができるモーフィング機能を搭載しています。

すなわち、Nord Stage EXは、非常に音楽的で、信頼性も高く、多機能で、ツアーの良きパートナーとして、そしてプレーヤーの情熱をそのまま表現することができるのです。Stage EXは88、76、Compactの3タイプが用意されています。



Nord Stage EXラインナップ

Nord Stage EXは、88、76、Compactの3種類のモデルが用意されています。88と76はウェイテッド・ハンマー・アクション鍵盤を採用。Compactはセミ・ウェイテッドのオルガン(ウォータフォール式)鍵盤を実装しています。鍵盤タイプと使用できるアクセサリーの他は、すべて基本機能は共通です。



主な特徴

  • 忠実なシミュレーションによる3種類のクラシック・モデルを搭載したオルガン・セクション。
  • 6種類のカテゴリーを用意したピアノ・セクション。
  • 減算、FM、ウェーブテーブル方式によるシンセ・セクション。
  • Nord Stage EXをマスター・キーボードとしても使用できるエクスターナル・セクション。
  • 様々な効果を与えるエフェクト・セクション。


オルガン・セクション

オルガン・セクションには3種類の著名なオルガン・タイプを装備しました。もちろん、あの名高いB3オルガンも含まれています。このB3モデルは、皆さんがこれまでに演奏したことがあるどのクローンB3オルガンよりも正確で弾きやすいサウンドです。オリジナルB3を再現するために下記のような多くの革新的な技術を採用しています。

  • 本物のオルガンを再現するために、デジタル方式の91のトーンホイールを採用。これにより完全ポリフォニックを実現し、さらに独特の温かみのあるオーバートーン・サウンドを生み出します。
  • 独自開発による複雑なデジタル方式のコーラス/ビブラート・スキャナーを搭載。
  • オリジナル・モデルの特徴である多列接点の再現によるランダムなキー・クリックをモデリング。
  • B3サウンドの「共鳴部」とも言える独特の内蔵プリアンプの周波数特性のエミュレーション。
  • B3サウンドの象徴とも言えるトーンホイール上で発生するエネルギー干渉から起こるコンプレッションのシミュレーション。
  • オリジナルB3の設計に基づく正確なトーンホイール・チューニング。
  • オリジナルB3と同じキャラクターのスゥエル・ペダル。

また、我々はB3だけではなく、2種類の有名なトランジスタ・オルガンのエミュレーション・サウンドを作り上げました。それは1960年代のVox ContinentalとFarfisa Compactです。

オリジナルの機械的なドローバーは、「Drawボタン」とLEDバーグラフに置き換えられています。これにより、プリセットを変更した際でも、常に正確にドローバーのセッティングを把握できるという利点があります。



ピアノ・セクション

ピアノ・セクションは、グランド・ピアノ、アップライト・ピアノ、エレクトリック・ピアノ、Wurlitzer、そしてClavinetの6種のサウンド・グループを内蔵しています。

これらのピアノ・サウンドを確実に再現する最大の要素は、すべてのダイナミック・レンジにおける微妙なニュアンスを明確にすることです。元となった楽器は、様々なベロシティ・レベルで収録され、これまでに製造されたどのデジタル・ピアノよりも緻密で表現力豊かなピアノ・サウンドになっています。キー・リリース、つまり鍵盤を離した時の音もサンプリングされており、ダンパーが戻るリアルなサウンドも再現しました。

また、アコースティック・ピアノでは、サスティン・ペダルを踏んだ時の音もサンプリングしています。サスティン・ペダルを踏むと、Stage EXは、アコースティック・ピアノの弦によって発せられる共鳴弦のサウンドを発します。自然な共鳴が与えられることにより、さらにピアノらしさが加わるのです。

Clavinetには独自のイコライザーが装備されており、これはClavinet D6の「トーンタブ」と同じ働きをします。また、4段階のClavinet用ピックアップ・セレクターも装備しています。

ピアノ・サウンドは非常に多くのバリエーションを持っています。Steinwayのピアノ・サウンドはとてもリッチだと誰もが認めますが、弾く曲によってはマッチしない場合もあります。ピアノ・セクションはとても柔軟な設計になっており、プレーヤーの好みに合わせて、Nordピアノ・ライブラリーよりフリーでピアノ・サンプルを差し替えることができます。Nord StageのUSB端子にNordサウンド・マネージャーをインストールしたPC使えば、簡単にサウンドを差し替えることができます。



シンセ・セクション

セクションとしては非常に小さいですが、膨大なサウンドを扱うことができます。我々は10年以上に渡りシンセサイザーをデザインしてきましたが、新しいチャレンジに取り組むことを決意しました。それはオルガン/ピアノ・セクションと同じように非常に簡単で素早いマニピュレートを行えるパワフルなシンセの設計です。プレーヤーはシンセ・パッチの作成を行う専門のプログラマーになる必要があるのでしょうか?

その疑問に対する答えは、Nord Stageは「パワーミニシンセであるべき」ということです。

このシンセサイザーは異なるアルゴリズムの中に1ボイスあたり最高9つのオシレーターを含むという、マルチ・オシレーター概念を元に設計されています。そしてすべてのコントロールは1つのボタンと1つのノブで操作できます。

  • dual saw、hard sync、pulseなどの波形を搭載したクラシック・アナログ・シンセシス。
  • 32の異なる周波数変調による3オペレーターのFMシンセシス。
  • Nord初のシンセサイザーともなった32種類のウェーブ・フォームを持つウェーブ・テーブル・シンセシス。

Unisonノブを使えば、パッド・サウンドを分厚く、コンプ・サウンドを図太く、リード・サウンドを情熱的に変化させることができます。そしてアンプ・エンベロープ、モジュレーション・エンベロープ、LFO、2バンド・イコライザーにレゾナンスを持つ12/24dBのローパス・フィルターも装備しました。シンセ、パッド、ベースの3種類の異なるバンクが用意され、ユーザーのパッチとして作成/保存ができ、各バンクには最高100個のプラグラムを保存できます。



エクスターナル・セクション

外部機器を自由にコントロールできないのならば、Nord Stageをマスター・キーボードとは呼びません。エクスターナル・セクションでは、単純にMIDI経由で接続するだけでどんな機器でもStage EXから一括してコントロールできるように設計されています。ゾーン、スプリット、レイヤー設定など、外部機器がまるでStage EXという楽器の一部であるようにコントロールできます。すべての設定はプログラムの中に保存されますので、複雑なセッティングでもリアル・タイムですぐに呼び出すことができます。



エフェクト

サウンドというものは、エフェクトを適正に使用しなければ完全とは言えません。Nord Stageには、ミュージシャンが必要とされる様々なエフェクトを搭載しました。しかも、オルガン/ピアノ/シンセの各セクションに個別にかけることができます。エフェクトのオン/オフ、ルーティングのコントロール、各エフェクトの調整は専用ボタンで簡単に行えます。

エフェクト1

ここでは、トレモロ、2種類のワウ、オート・ワウ、オート・パンから選択することができます。無骨なファンキーなリフにはオート・ワウを使うと効果的です。サイケデリックな感じが欲しいなら、エレピにオート・パンが最適でしょう。Wurlitzerに響きを与えるならトレモロがベストです。さらに、前衛的な電子音楽がお望みならリング・モジュレーターも良いでしょう。

エフェクト2

ポピュラー・ミュージック・サウンドに欠かせない2種類のフェイザー、2種類のフランジャー、そして2種類のコーラスが装備され、これらはオールドのアナログ・エフェクターをモデリングしています。ウネリを与えるフェイザー、金属的な変調のフランジャー、そして音に厚みを与えるコーラスは、世界中のミュージシャンに愛用されており、Nord Stageでは、そのどれもが忠実に再現されています。

ディレイ

ディレイは、繰り返して反響するエコーやシングル・ディレイ(Slap Back Echo)を生じさせるためのエフェクトとして搭載されています。ピンポン・モードも用意されており、ディレイのテンポはタップ・ボタンで簡単に設定できます。最新のアップデートでは、2つのディレイ・モードのオプションが用意されています。新しい「Analog」モードでは、ディレイのリピートが鳴っている間にディレイ・タイムを変えるとピッチが変化します。これはアナログ特有の「ラップ」サウンドです。

EQ/アンプ・シミュレーター

このエフェクト・セクションは、3バンド・イコライザーと精巧なアンプ/スピーカー・キャビネット・モデリングが搭載されています。オールドのアンプとスピーカーは、ビンテージのエレクトリック・ピアノのサウンドを生き生きとさせる重要な要素です。Nordでは、代表的なチューブやソリッドステートのアンプ・サウンドとしてTwin Reverb、Jazz Chorus 120、Wurlitzer のスピーカー・キャビネットをモデリングしました。また、アンプ・モデルが選択されていない時には、通常の3バンド・イコライザーとクランチ・ディストーションとして作動します。

ロータリー・スピーカー

Leslie 122をベースにしたロータリー・スピーカーのエミュレーションも装備されています。これは、オルガンらしいキャラクターを生み出すだけではなく、エレクトリックやアコースティック・ピアノ・サウンドやシンセサイザー・サウンドに使っても効果的です。

マスター・エフェクト

最終段にコンプレッサーとリバーブを用意しました。これらのエフェクトにより、各サウンドがより自然に混ざり合うよう調整できます。リバーブには、ホール、ステージ、ルームなどのタイプが用意され、それぞれ異なる雰囲気を与えます。それに対して、コンプレッサーはサウンドをタイトに引き締め、またレベル・オーバーをコントロールします。



ステージ・ピアノ部門で3年連続大賞を受賞

Nord Stageは、MIPA Awardの「ベスト・ステージ・ピアノ」賞を2006年から3年連続で受賞しました。MIPA(Musikmesse International Press Award)は、楽器界の“グラミー賞”と称される世界的権威のある賞です。



Nord Stageの改訂内容

Stageモデルはこれまで何回かのマイナーチェンジを行っています。初期のStageモデルは、パネルの表面がすべすべした塗装で、現在では「Revision A」と呼んでいます。

その後のモデル「Revision B」は、譜面台のためのブラケットが追加されており、パネルとシャーシーにきめのあるペイントが施されています。また、パネル右の「Nord Stage」のロゴの下にある「revision B」という文字で識別できます。

「Revision C」は2008年に導入されました。変更内容はClavinet用のMedium/softのボタンに「Mono」というラベルが付け加えられただけです。これはステレオ・ピアノのサウンドをモノで使いたいという要望に応えるためです。すべてのRevisionはアップデート可能で、最新のOSシステムと同じように使用できピアノ・サウンドも同様です。

最新タイプであるStage EXは、これまでのモデルとまったく同様に使えます。そしてこれまでのモデルもStage EXと同じ使い方ができます。違いは、新しい色のパネル・デザインとリア・パネルにある端子の位置や機能の文字をフロント・パネル上部に表示されており、またメモリーの容量が増加されています。



※Yamaha、Steinway、Wurlitzer、Hohner、Clavinet、Farfisa、そしてVoxは各社または各オーナーが持つ登録商標で、これらの名称とClaviaは何ら関係ありません。このカタログにおけるトレードマークの記載は、各サウンドの特徴を説明するためにのみ使用しています。Leslieは、コネクター規格を説明するために使用しています。


最新OS


 

Layers & split

Nord Stage EXのキーボードは、最高3カ所のキーボード・ゾーンに分割(スプリット)することができます:それぞれ、ロワー(LO)、アッパー(UP)、そしてハイ(HI)の3カ所です。これらのゾーン、あるいはすべてのゾーンにそれぞれ3種類のインストゥルメント・セクションを割り当てることができます。

Morphing

複数のパラメーターを同時にコントロールできるモーフィング機能を搭載。例えば、2つのドローバー・セッティングとロータリー・スピーカーのスピードをモジュレーション・ホイールでコントロールすることも可能です。

Clavinet EQ

オリジナルClavinetのEQと同様、トーン・タブや4タイプのピックアップ・バリエーションも搭載。

Keyboard Action

プロフェッショナル仕様のFatar社製鍵盤を採用。特に88/76モデルは、アフタータッチ付きウェイテッド・ハンマーアクション鍵盤でダイナミックかつ正確なフィーリングが得られます。
また、異なる音色タイプや奏法に応じて最適な鍵盤アクションを得られるようシミュレーションしています。ピアノ用には、ヘヴィ・プレイにはより早いハンマー・アクションに、ソフト・プレイには“ボトム・タッチ”を実現しました。
Clavinetは、タッピング奏法時は軽やかに、スタッカート奏法時にはさらに明確になるよう設定しています。さらに、オルガン選択時は、鍵盤が完全に下がる前に発音しますので、ライト・タッチやグリッサンドなどの奏法にも対応します。


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