ライブ志向のミュージシャンに最適!自由度の高い表現力、妥協を許さないクオリティ、待望のプロ仕様ステージ・ピアノがここに誕生。
軽量設計による持ち運びやすさがサウンド・クオリティや柔軟性と同様に重要である今、NordキーボードのラインナップにNord Pianoが加わりました。
Nord Pianoは、Stageシリーズと同様のウェイテッド・ハンマー・アクションを採用した88鍵のプロフェッショナル・ステージ・ピアノです。
ライブ志向のミュージシャンへ向けた、自由度の高い表現力、妥協を許さないハイ・クオリティな設計となっています。
このピアノには、アコースティック、エレクトリック、ヴィンテージ、コンテンポラリーなどのピアノ・サウンドがすべて備わっています。また、ストリング・レゾナンス、サウンドの入れ替えを可能にするNordピアノ・ライブラリー、ダイナミックなNord Pianoペダルなどの独特な機能が用意されており、あらゆる面で期待に応えてくれます。
キーボードに決まって付いてくる、単調でありふれたピアノ・サウンドを鳴らしつづける必要はもうありません。個々のアコースティック・ピアノやエレクトリック・ピアノが独特の音を持つのと同じように、Nord Pianoのサウンドもそれぞれの個性にあふれています。
Nord Pianoは、パネルを使ってサウンド選択や必要なエフェクトの調整が簡単にでき、数々のピアノ・サウンドを完全に再現する世界初のステージ・ピアノです。
ニーズや気分に応じて、膨大なNordピアノ・ライブラリーから別のピアノ・サウンドをダウンロードするだけで、様々なサウンドを楽しむことができます。
Nord Pianoでのピアノ・サウンドの交換は簡単です。USBインターフェイスを使って本体をコンピュータに接続すれば、後は好みに応じて使いたいサウンドを選ぶだけです。
今朝は、Grand Ladyのアコースティックなサウンドはいかがでしょう?それとも、少々控えめにアコースティック・アップライト・ピアノの方が気分に合っているでしょうか。または、夜のジャズ・ライブへ向けて、スパークル・トップのヴィンテージ・エレクトリック・ピアノのサウンドはどうでしょう!
Nord Pianoには、「ストリング・レゾナンス」という、アコースティック・ピアノのリアリスティックなサウンドを高いクオリティで実現する、ユニークな機能が用意されています。
ストリング・レゾナンスは、すでに押さえられた鍵盤の弦または弦の一部が他の打鍵によって基本周波数または調和周波数で共鳴する音響現象です。
Nordの高度なストリング・レゾナンス・サンプリング技術によって、それぞれのアコースティック・ピアノについて、リアルな共鳴と二重弦のサウンドをキャプチャーし、モデルとなったピアノのニュアンスを忠実に再現しています。
まずは、パネル上の「ストリング・レゾナンス」をオンにしてください。いくつかの鍵盤を押さえた状態で、別の鍵盤で単音またはコードをスタッカートで弾くと、倍音の共鳴が聞こえるはずです。
サステイン・ペダルを踏み込んだままいくつか音を弾くと、グランド・ピアノの230の開放弦によって作り上げられる、素晴らしいナチュラル・アンビエンスを聞くことができます。
ロックやポップ・ミュージックを演奏する場合、よりドライでダイレクトなサウンドが欲しいなら、単にストリング・レゾナンス機能をオフにしてください。
Nord Pianoには120のプログラムが用意されています。それぞれ5つのプログラムを持つ24つのバンクからアクセスでき、プログラム・ボタンはパネル上に配置されていますので、演奏中にも簡単に変更することができます。プログラム自体は、パネル上のパラメータを変更するだけで編集でき、変更後はメモリー・ボタンを押せばプログラム上の任意のロケーションに保存できます。
さらに、5つの異なるロケーションでのライブ・モードでは、設定に加えた変更は自動的に保存されます。これは、リハーサル時にセット・リストの準備をする場合や、後で使いたいプログラムのアイデアのスケッチを記録する場合に大変便利な機能です。
プログラムにはすべて名前をつけることができます。Nord Pianoパネルから、またはNordサウンド・マネージャーを使用して名前を入力します。プログラム名に加えて、使用されるピアノのモデルもLCDに表示されます。パラメータ値とメニュー設定も必要に応じて表示されます。
移調機能を使用すると、-6から+6までの半音をとる移調値をパネルから直接設定できます。この設定をパラメータ選択の一部として統合したい場合は、プログラム内に保存できます。システムには全体に移調を適用できる設定も用意されており、パネル上の移調機能と組み合わせて使用できます。
KBDタッチ機能を使用すると、キーボードからのレスポンスを変更できます。使用できるカーブは4つあります。これによって、Nord Pianoキーボードから最大のベロシティーに段階的に簡単に到達できます。エレクトリック・ピアノ特有のタッチを適用したい場合や、激しいライブ中に手首が疲れてきた場合などに、この機能の素晴らしさを実感することができるでしょう。
Nord Pianoライブラリーのアコースティック・ピアノはすべて、ステレオ・ピアノですが、モノ・アンプ等のサウンド・システムを使用する場合、サウンドをモノラルで再生する方が良い場合があります。これは、パネルから直接アクセスできるMono Output機能を使用して実現できます。
Nord Pianoには、ダイナミックなNord Pianoペダルを付属しています。これは、アコースティック・グランドと同じ感覚で「ペダルで演奏」できるように設計されています。
サステイン・ペダルを有効にすると、ペダルによるノイズと、ダンパーが弦から持ち上がる音が聞こえるようになります。ペダルはダイナミックで、強く踏み込むほど音も大きくなります。
ペダル自体を踏むだけで、このメカニズムからのパーカッシブなサウンドを加えることもできます。Nord Pianoペダルでは、ハーフ・ペダルやリリースした鍵盤のキャッチなどのテクニックを使用することもできます。
アコースティック・グランドと同様、真ん中のペダルはソステヌート・ペダルで、左側はソフト・ペダルとしても知られる「ウナ・コーダ」となっています。
Nord Pianoには、ピアノ・サウンドと同様に様々なエフェクトが用意されています。トレモロを使用して独特の雰囲気を加えたり、パンを使用してステレオ・パノラマをスウィープしたり、オート・ワウでファンキーなグルーヴを生み出したりすることできます。
モジュレーション・エフェクトを使用したい場合は、美しいフェイザー、叫ぶようなフランジャー、深みのあるコーラスなどが用意されています。これらはすべて評価の高いヴィンテージ・エフェクトをモデリングしたものです。
Nord Piano Speakerモデルは、さまざまなアンプとキャビネットの組み合わせでのオーバードライブ・レスポンスを忠実に再現します。Small、JCまたはTwinからスピーカー・モデルを選び、Driveノブを使って真空管アンプの強力な歪みをピアノ・サウンドに加えてください。
Nord Pianoはハードなツアーにも耐えうる構造になっていますが、わずか18kgという、同様の機種の中でも最も軽くポータブルなプロフェッショナル・ステージ・ピアノとなっています。
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