Q

【Nord Wave 2】「Memory is protected!」が表示され、音色が保存できません

A

Nord Wave 2は、メモリー・プロテクトがオンの状態で出荷され、工場出荷時プログラムが誤って上書きされないようになっています。メモリー・プロテクト設定は、システム・メニュー内でオフにすることができます。

■ メモリー・プロテクトを解除する方法

[SHIFT]ボタンを押しながら[SYSTEM]ボタンを押します。

メモリー・プロテクトがディスプレイに表示されるまで[PAGE ◀ ]ボタンを押し、「Memory Protect」を選択します。

[VALUE]ダイアルを回して、”Off”にします。

[EXIT]ボタンを押してシステム・メニューから抜けます。

Q

【Nord 製品共通】日本語のマニュアルが欲しい

A

こちらのページより、PDFデータをダウンロードしていただけます。
https://www.nordkeyboards.jp/download/

※ 旧製品など、PDF版マニュアルのご用意がない場合があります。

Q

【Nord Wave 2】どのような音源が搭載されていますか?

A

バーチャルアナログ、ウェーブテーブル、FM、サンプルの、合計4種類の音源が搭載されています。
詳しくは、以下をご参照ください。


■バーチャルアナログ
シンプルな基本波形に加え、別波形との中間波形や、複数オシレーターのミックス、デチューン、シンクなど、豊富なバリエーションが⽤意されている音源です。これらから、アナログシンセの特徴的なサウンドを作ることができます。

■ウェーブテーブル
サンプルの元波形の読み出し順序を変え新たな倍⾳を⽣み出し、独特な⾳像を構成できる音源です。
幅広い音色特性をカバーする、先進的なウェーブテーブルが多数用意されています。


■FM
最大4つのオペレーターを使用し、周波数変調による劇的な変化で音作りする音源です。実用的な音色から、実験的な音色まで作成できます。音抜けが良いことが特徴です。


■サンプル
Nord Sample Library 3.0のサンプルをオシレーター波形として使用する音源です。
ピアノやストリングスなどのアコースティック楽器や、Mellotronなどのビンテージ楽器の音色が利用できます。
また、効果音などの音声データをお持ちの場合は、「Nord Sample Editor 3」を使用して変換することにより、カスタム・サンプルとして演奏できます。

Q

【Nord Wave 2】スプリットやレイヤーはできますか?

A

最大4つのレイヤー(パート)で、スプリットやレイヤーを設定することができます。

詳しくは、以下をご参照ください。



■スプリット(鍵盤範囲を分ける)について
スプリットをオンにすることで、右手ではリード音色を、左手ではベース音色を演奏する、などのことができます。

スプリットのオン・オフは、[KB SPLIT]ボタンを押すことで切り替えられます。
また、Nord Wave 2では、最大3つのスプリットポイントが使用できます。



■レイヤー(音を重ねる)について
複数のレイヤー(A~D)をオンにすることで、レイヤー同士の音色を重ねて演奏することができます。

複数のレイヤーを同時に使用したいときは、[LAYER ENABLE]ボタンを押しながら、オンにしたいレイヤーのレイヤーボタン([A]~[D])を押します。

または、オンにしたいレイヤーのレイヤーボタン([A]~[D])を同時に押すことでも、複数のレイヤーをオンにできます。

Q

【Nord Wave 2】グループとはなんですか?

A

各レイヤー(パート)を割り当てることで、様々なパネル・セクションの設定を共有させることができる機能です。

詳しくは、以下をご参照ください。



■レイヤーをグループへ割り当てる方法

[SHIFT]ボタンを押しながら、グループに割り当てたいレイヤーのレイヤーボタン([A]~[D])を押します。

グループへ割り当てたときに共有される設定
共有されるのは、グループへ割り当てるときにアクティブだったレイヤーの設定です。
レイヤーAがアクティブ(LED点滅状態)のときに、レイヤーAとBをグループに割り当てると、レイヤーAの設定がレイヤーBにも共有されます。



■グループから特定のレイヤーを削除する方法

[SHIFT]ボタンを押しながら、グループ内から削除したいレイヤーのレイヤーボタン([A]~[D])を押します。


グループからレイヤーを削除したときの挙動
グループ内で共有されていた設定をそのまま保持しますが、保持された設定をエディットしても、共有元だったレイヤーには影響しません。
レイヤーAとBは同じリバーブ・タイプの設定で、レイヤーBだけリバーブの量(DRY WET)を変えたいときなどに便利です。

Q

【Nord Wave 2】他のNord製品とデータの互換性はありますか?

A

バックアップデータなどによる、音色(プログラムなど)の互換性はありません。
Nord Sample Libraryでダウンロードできるサンプルデータを利用した音色は、同じサンプルデータを使用することで、データを元にした音色を作成することができます。


■ NOTE ■
使用されているサンプルを確認する
オシレーター・セクションでサンプルが使用されているとき、[INFO]([SHIFT] + セレクター・ボタン)を押すと、サンプルのサイズ、正式名称、バージョンが表示されます。
この方法で、レイヤーにどのようなサンプルが使用されているかを確認できます。

Q

【Nord Wave 2】オルガン音色は使えますか?

A

パイプオルガン系の音色は、オシレーターのサンプルとして選択できるため、お使いいただけます。

* パイプオルガン以外は、サンプルとしてのご用意がありません。
* ドローバーやロータリースピーカーによる音色表現など、本格的なオルガン音色を演奏したい場合は、専用セクションを搭載している別の機種(Nord Stage 3、Nord Electro 6など)をご検討ください。

Q

【Nord Wave 2】ピアノ音色は使えますか?

A

さまざまなアコースティックピアノや、エレクトリックピアノ系の音色がお使いいただけます。
詳しくは、以下をご参照ください。

■Nord Wave 2のピアノ音色について
Nord Wave 2の工場出荷時に、プログラムや、オシレーターのサンプルから選択して演奏することができます。

ピアノ音色のサンプルは、Nord本国サイト内の「Nord Sample Library 3.0」から、ライブラリーファイルとして無償でダウンロードできます。
また、無償ユーティリティーソフトウェア「Nord Sound Manager」を経由し、使いたい音色を、Nord Wave 2本体のオシレーター波形として追加することができます。

* Nord Piano Libraryのライブラリーファイルは使えません。そのため、ハーフペダリングなどの奏法には対応していません。本格的なピアノやオルガンの演奏をしたい場合は、専用セクションを搭載している別の機種(Nord Stage 3、Nord Electro 6など)をご検討ください。

Q

【Nord Grand】サスティン・ペダルの極性の設定方法は?

A

サスティン・ペダルには極性があり、通常、Nord Grandは極性を自動で判定します。しかし、ペダルと本機の極性が合っていない場合、ペダルを踏んでいない時にサスティンがかかってしまい、踏んだ時にサスティンが止まります。
このようなときは、システム・メニューの「Sustain Pedal Type」で極性を反転させます。

* Nord Piano 4で使用できるサスティン・ペダルについては以下をご参照ください。
⇒(ご参考:【Nord Grand】使用できるサスティン・ペダルは?)


■サスティン・ペダルの極性の設定


[SHIFT]ボタンを押しながら[SYSTEM]ボタンを押し、システム・メニューに入ります。

液晶画面上の[◀]/[▶]に対応したボタンを押して表示を切り替え、「Sustain Pedal Type」を表示させます。


[PROG/MENU]ダイアルを回し、設定を変更します。
* Type:Auto (デフォルト値)、 Closed、Open、Triple

[EXIT]ボタンを押して、システム・メニューから抜けます。
* 設定はに自動的に保存されます。

Q

【Nord Grand】サスティン・ペダルが効かない

A

Nord Grandでは、セクション内にある「SUSTAIN」のLEDが消灯していると、サスティン・ペダルが効きません。

該当セクションの[SUSTAIN]ボタンを押して「SUSTAIN」のLEDを点灯させることで、サスティン・ペダルが使用できるようになります。

⇒(ご参考:【Nord Grand】サスティン・ペダルの極性の設定方法は?)

Q

【Nord Grand】フットコントローラーで音量調節できますか?

A

ピアノ・セクション / サンプル・シンセ・セクションにある[VOLUME]ボタンを押して、エクスプレッション・ペダルによる音量コントロールを使用するか、しないかを設定することができます。
VOLUMEのLEDが点灯状態で使用する、消灯状態で使用しない設定となります。

* エクスプレッション・ペダルの接続や設定は以下Q&Aをご参照ください。
⇒(ご参照:【Nord Grand】フットコントローラーを使用するための設定は?)

Q

【Nord Grand】フットコントローラーを使用するための設定は?

A

エクスプレッション・ペダルを[VOL/CTRL PEDAL]ジャックに接続し、システムメニューの「Vol/Ctrl Pedal Type」にて接続するペダルの種類を選択します。


■ エクスプレッション・ペダルの設定方法




エクスプレッション・ペダルを[VOL/CTRL PEDAL]ジャックに接続します。



[SHIFT]ボタンを押しながら[SYSTEM]ボタンを押し、システム・メニューに入ります。



液晶画面上の[◀]/[▶]に対応したボタンを押して、「CONTROL PEDAL」を表示させます。


液晶画面上の[TYPE]に対応したボタンを押して設定値を表示し、[PROG/MENU]ダイアルを回して、接続したエクスプレッション・ペダルを選択します。
* Type:Yamaha FC7、Roland EV7、Korg、Fatar/Studiologic


[EXIT]ボタンを押して、システム・メニューから抜けます。
* 設定はに自動的に保存されます。


Nord Piano 4の音量を足元でコントロールする際の設定につきましては、こちらをご参照ください。
⇒(ご参照:【Nord Grand】フットコントローラーで音量調節できますか?)

Q

【Nord Grand】サンプル・シンセ・セクションの音が出ない

A

Nord Grandには、ピアノ・セクションとサンプル・シンセ・セクションのそれぞれに、音源部のオン/オフボタンがあります。[ON]ボタンのランプが消灯しているときはオフ状態となり、該当の音源部は発音しません。

サンプル・シンセ・セクションの[ON]ボタンを押し、音源部をオン(点灯状態)にすることにより、サンプル・シンセ・セクションの音が発音します。

Q

【Nord Grand】警告が表示され、音色が保存できません

A

Nord Grandは「メモリー・プロテクト」がオンの状態で出荷されており、工場出荷時のプログラムが誤って上書きされないようになっています。メモリー・プロテクトは、システム・メニュー内の設定により解除することができます。


■ メモリー・プロテクトを解除する方法


[SHIFT]ボタンを押しながら[SYSTEM]ボタンを押し、システム・メニューに入ります。



液晶画面上の[◀]/[▶]に対応したボタンを押して、「MEMORY PROTECT」を表示させます。



[PROG/MENU]ダイアルを回し、「 Off 」にします。



[EXIT]ボタンを押してシステム・メニューから抜けます。

Q

【Nord Grand】トランスポーズをかけたい

A

Nord Grandには、各プログラムに設定できるトランスポーズと、本体内のすべてのプログラムに影響するトランスポーズ(GLOBAL TRANSPOSE)の2種類があります。各種の詳細や設定手順は、以下内容をご参照ください。


■ プログラムのトランスポーズ
各プログラムに、半音単位で最大±6半音までキーボードをトランスポーズ(移調)できます。




[TRANSPOSE]ボタンを押し、トランスポーズ機能をオンします。
* もう一度[TRANSPOSE]ボタンを押すと、トランスポーズが解除されます。




[TRANSPOSE]ボタンを押しながら[PROG/MENU]ダイアルを回して、トランスポーズの値を設定します。


■ システムのトランスポーズ
システム・メニュー内の「GLOBAL TRANSPOSE」にて、本体内のすべてのプログラムに影響するトランスポーズを、半音単位で最大±6半音まで設定することができます。
* プログラムのトランスポーズ機能を使用した場合、Global Transposeの設定値が足されて音程が変化します。


[SHIFT]ボタンを押しながら[SYSTEM]ボタンを押し、システム・メニューに入ります。

液晶画面上の[◀]/[▶]に対応したボタンを押して表示を切り替え、「GLOBAL TRANSPOSE」を表示させます。

[PROG/MENU]ダイアルを回し、トランスポーズの値を設定します。
* デフォルト設定は「none」です。

[EXIT]ボタンを押して、システム・メニューから抜けます。

Q

【Nord Grand】チューニングを442 / 441Hz(ヘルツ)に変更したい

A

システム・メニュー内の「Fine Tune」にて、本機全体のチューニングを最大+50 ~ -50セントの範囲で調整することができます。下記手順をご参照ください。


■ チューニングの設定手順


[SHIFT]ボタンを押しながら[SYSTEM]ボタンを押し、システム・メニューに入ります。


液晶画面上の[◀]/[▶]に対応したボタンを押して表示を切り替え、「FINE TUNE」を表示させます。



[PROG/MENU]ダイアルを回し、チューニングを変更します。
442Hz : 442.0Hz +8 cent
441Hz : 441.0Hz +4 cent

* デフォルト設定は「0」でA4=440Hzになります。




[EXIT]ボタンを押して、システム・メニューから抜けます。

Q

【Nord Grand】使用できるサスティン・ペダルは?

A

付属のNord Triple Pedalの他、Nord Single Pedalや、各社フットスイッチなどが使用できます。
⇒(ご参考:【Nord Grand】サスティン・ペダルは付属していますか?)

Q

【Nord Grand】サンプル・シンセ・セクションの音色をレイヤー/スプリットすることはできますか?

A

同セクション内の音色をレイヤー/スプリットすることはできません。

* 別セクションの音色同士をレイヤー/スプリットすることはできます。

Q

【Nord Grand】サスティン・ペダルは付属していますか?

A

Nord Triple Pedalが付属いたします。Nord Triple Pedalには以下の機能があります。



■ サスティン・ペダル
右のペダルはハーフペダリングに対応しているサスティン・ペダルです。ハーフペダリングは、ピアノのダンパーが完全に上がっていない状態で演奏するテクニックにより、ややダンパーがかかったサウンドで演奏できます。

■ ソステヌート
真ん中のペダルは、デフォルト設定ではソステヌート・ペダルとして使用できます。ソステヌートは、キーボードを弾いた瞬間にこのペダルを踏んだ音のみにサスティンがかかり、その後ほかの音は、踏み続けながら演奏してもサスティンがかからないというものです。

■ ソフト・ペダル
左のペダルはソフト・ペダルです。別名ウナ・コルダです。このペダルを踏むと、すべての音の音量が少し下がり、同時にややソフトな音色になります。

■ペダル・ノイズ
アコースティック・ピアノと一部エレクトリック・ピアノの、ダンパー機構を持ち上げたり解放したりするときの機械的な音をシミュレートし、再現できる機能です。ペダル・ノイズ機能は、Nord Triple Pedalを接続している時のみ使用できます。

Q

【Nord Grand】ピアノ以外の音色も使えますか?

A

Nord Grandには「ピアノ・セクション」と「サンプル・シンセ・セクション」があり、それぞれのセクションで選択した多彩な音色を演奏することができます。また、工場出荷時の状態からすぐに使用できる音色の他、Nordウェブサイトからダウンロードできる音色を追加することもできます。

工場出荷時の状態でお使いいただける音色のリストは、こちらからご確認いただけます。
また、各セクションでお使いいただける音色の特徴につきましては、下記をご参照ください。


■ピアノ・セクション
グランド・ピアノ、アップライト・ピアノ、エレクトリック・ピアノ、デジタル・ピアノ、レイヤー・サウンドなどの、幅広いピアノ・サウンドとキーボード・サウンドがプリセットされています。

ピアノ・セクションには、高度なストリング・レゾナンス機能や、ピアノ・サウンドの特性を変化させることができる専用のイコライザー設定があります。各種設定は、それぞれボタンでオン/オフや設定を素早く切り替えることができます。



■サンプル・シンセ・セクション
ストリングス、ブラス、ウッドウィンド、サックス、クロマチック・パーカッション等の生楽器系や、シンセ・リード、シンセ・パッド等の電子楽器系、さらにMellotron 、Chamberlinなどの有名なビンテージ・サウンド等がプリセットされています。

サンプル・シンセ・セクションでは、選択したサンプルのサウンドにフィルターやエンベロープ等の微調整を行うことができます。

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